ルブタンへの道

ルブタンは履かずに飾る。そんな道楽を目標にユラユラ生きる人生の記録

なんか・・・合わないなぁと思う人

この前の保険相談の人、なんか合わないから信用できなかったのかも。
と思えてきた。


別に嫌がらせされたわけでもないし、不愉快な事言われたわけでもない。
ごくごく普通に業務の範疇の会話をしただけだ。
ただこの相談窓口って別に私が相談料を支払っているわけではない。
一円も払っていない。
たぶんこの窓口を通して保険契約をすると、その保険会社から窓口にマージンが
支払われるのだろう。
そうでないとこの窓口の経営が成り立たない。
もしかしたら保険料に上乗せされているのかも知れない。
そこらへんは分からないけど。
ということは私はこの窓口にとって「客」なのかまた別の何かなのか・・・


最初に「ん?」と思ったのは担当の方から電話がかかってきたとき。
1年に1回のヒアリングのお知らせ電話の時。
「うんうん」「うんうんうん」っていう相槌。
上司と部下とか先輩後輩みたいな上下関係があって、上の人が「うんうん」って相槌打つのは全然気にしない。利害関係が全くない人(例えば遊びに行った先でたまたま話をした人とか)の「うんうん」も気にならない。全く初対面でも年上でも年下でも気にしない。
でもこちらが金銭を支払う場合はちょっとムッとする。
今回の場合あからさまに金銭は支払っていないけどちょっと引っかかった。
これって保険のこと「教えてあげてるのよ」っていう目線か?
いやいやそこまで深く考えなくていいか。
別に謙りなさいよとは言わないけどもうちょっとビジネスライクに話してほしい。
「むーん」と思いながら窓口へ行くと対面では「うんうん」は無かった。
でも「あら、賢い」「うん、エライ」とか、あのーなんかーバカにしてます?
みたいな合いの手がチラホラ入る。
投資信託のメリットを図に書いて説明してくれるけど、「投資信託 メリット」で検索したらすぐ出てくるようなことしか言わないし。
「短期的に見るのではなく長期的に見たら絶対得なんです」的な。
たぶん面談に来る人には「1回目この話をする」「次の年はこの話をする」って
決まっているんでしょうけど端折れないもんかなぁと思う。
そう思いながら話をするから余計に「この人と合わないなぁ」って思ってしまうんだろう。


結局私にとっては何の収穫も無い時間として終わってしまった。
来年は担当さんが変わっていますように(◞人◟)

おばあちゃん家

田舎のおばあちゃんの家がカフェになっていた。
おばあちゃんはもう20年以上前に亡くなっているし、
そのあと住んでいたおばさんも数年前に亡くなって住む人は誰もいなくなった。
家と土地はいとこのお兄さんが相続したのでそれをどうするかはお兄さんの自由だし、
私にそんな話をすることも無い。
だけどなんかショックだった。
何にショックを受けているのかは自分でもまだわからない。
手放すことを話してくれなかったことがショックだったのでは全然ない。
たぶん、あると思っていたものがいつの間にか無くなっていたからかな。


ネットで見る限り建物も庭もそのまま、内装も建具とか残っていたりする。
だから余計にショックを受けているのかもしれない。
家族の思い出に他人がズカズカ入り込んできたような、
そんな印象を受けてしまったのかもしれない。
いっそのこと家を全部壊して元の物を何も無くしてくれていたら何も思わなかったかも。
もうあそこは違う人が住んでるんだなってスッパリ切り替えられたかもしれない。
でももう少しよく考えてみたら、昔のまま残っているところがあるからまた行ってみることもできる。しかもお店だから縁側から眺めたあの景色がまた見れるかもしれない。
そう思うと幸せなきもする。
壊さずに残して使ってくれて有難いかも。
っていうところに考えがたどり着いた時に思い出した。
人からそんな話を聞いたときは「壊されるより残ってるならよかったよね。」って
言ってた気がする。
自分事と他人事では全然違うことを思ってしまうんだな。
とっても勝手だ(笑)


子供の頃は何も思わなかったけど大人になってから遊びに行ったときに建具や床の間が
ステキだなと思っていたからいつか行ってみよう。

オルゴール

「オルゴール、欲しいな」
なぜかわからないけど先週急に思い立った。
早速ネットで探してみる。
オルゴールといっても色々あるのでどんなのがいいかなぁと画面をスクロールしながら考える。
そういえば子供の頃オルゴールの音はどこから出ているのか、どうやって鳴っているのかを教えてもらってからずっとツメが鍵盤みたいになった板をはじいていくのをずーっと眺めていたことを思い出した。父が中学生か高校生ぐらいの時に学校の授業で作った小物入れについていたオルゴール。オルゴールの本題がむき出しで手で触れる状態だったので回っている筒みたいなのを指で止めてみたり、ツメが持ち上げて弾くまでの感触を知りたくて板をずっと触っていたりして。「そんなんしてたら壊れるで」って何度となく言われても止められず、結局壊してしまったような・・・( ̄▽ ̄;)
触れるようなものは無いかもしれないけどオルゴール本体が見えるものがいいかな、と決まったのでそういうタイプを探す。
何種類か見つけた中で曲数が多くて試聴もできた神戸オルゴールに決めました。
神戸オルゴールは六甲にあるオルゴール館の商品らしい。
とてもシンプルだけど透明感が美しく手のひらサイズがかわいらしい一品。
クリアケースの上部は模様が入っていて3パターンのデザインから選べました。
私が選んだのは雪の結晶。あと二つは何だったかな、忘れました。
曲は悩みに悩んで「人生のメリーゴーランド」にしました。
ハウルの動く城の曲だったかな。


久しぶりにオルゴールの音を聞いたけど良いものですね。
なんか落ち着く。
そしてやっぱり見ているのも楽しい。じーっと見てしまう。
そして眠くなる。
良い買い物をしました。