ルブタンへの道

ルブタンは履かずに飾る。そんな道楽を目標にユラユラ生きる人生の記録

何事もやってみないとわからない

想像しているだけでは実態はわからない。
やってみて初めて理解できる。
何事もそうだと思っています。


実家暮らしの時は家事は全部母任せ。
たまにお手伝いにも満たないレベルで補助することはありましたが、
基本は丸投げでした。(今さらだけどごめんなさい🙇)
1人暮らしを始めてから初めて家事全てをすることになったのですが、
まぁ別にやれないことはない。ただ、ずっと家事に追われている感はありました。
ちょこちょこ食べるクセがあったのですが、そのたびにフライパンやら食器やら
洗うので「ずっと洗い物してるなぁ」って印象がありました。
これ自分のことだからできるけど他人の分もするとなるとちょっとイヤかもと思いました。
何かしらの対価が無いとやってられない。
「家事なんて簡単だろ」って言っている昭和世代のおじさんたちはやったことないから
そう言うのでしょう。実際うちの父も母が亡くなるまでは家事なんて全くしなかったので
まずは洗濯機の操作方法から教える羽目になったのでびっくりでした。操作方法なんて説明書読めばわかるだろうに・・・。


そんなことを言っておりますが私も実は部下にやってしまったことがある。
会社でデータ集計と表整備の業務があって、自分でやってみずに予想で「こうやったらできそうだな」と思ってそんなに複雑そうじゃなかったので部下に託しました。
半日もあれば大体仕上がるだろうと思っていたら待てど暮らせど仕上がってこない。
「あんなもんに何時間かける気?」と思って声を掛けたら私ができるだろうと思っていた作業が実はそんな機能がないことが判明(またはあるかもしれないけど調べきれなかった・・・)。で、違う方法で手間がかかりながらも一生懸命取り組んでくれていた。
これはものすごく反省しました。自分でやってもないのに「できるだろう」なんて思って
部下にやらせたらダメだなと。ちゃんと確認するか、こういう方法出来そうかなって相談しながら頼まないと。
この経験があったので、「何事もやってみないとわからない」って実感できるようになりました。経験出来て良かった。


なので今ネットで話題になっている「男が奢って当たり前でしょ」って話も、いつも奢っている男性が言うのはありがたいことだけど、奢ってもらうが側の人が言うのは同意できない。女性でも年を取るにつれて誰かに奢る機会が出てきます。大体みんな照れながら、遠慮しながらも「ありがとう」って言ってくれるとこちらもうれしくなります。
でも「うん、あんたが出して当たり前でしょ」って態度をされたらたぶんもう二度と奢らない。「当たり前でしょ」っていう人は誰かに奢ったことが無いのかなと思いました。
ただ、この話題の発端になった有名人の方のケースはちょっと微妙ですが・・・(^^;)
お友達?なのか一緒にお食事をする職業の人なのか・・・。まぁ縁のない世界です。