ルブタンへの道

ルブタンは履かずに飾る。そんな道楽を目標にユラユラ生きる人生の記録

部屋のドアのピンポン

オートロック付きのマンションでは誰かが訪ねてきたときは2段階でピンポンが鳴る。
まずはマンション全体の入り口となるオートロックのところで部屋番号を押してもらうと部屋のモニターが付いて誰が訪ねてきたのかを確認する。扉のロックを解除して中に入ってもらい、しばらくすると部屋のピンポンが鳴る。
この流れが沁みついているので部屋のピンポンが突然なるとものすごく警戒してしまう。
自分がマンション内に招き入れていない人が突如部屋の前にいるってことはなんとなくトラブルを含んでいる可能性が大いにある気がするからかな。


今のマンションに住み始めて直ドアピンポンが3回あった。
1回目は夕方6時頃。お隣さんが呼んだ水漏れ修理工事の人。部屋の外に設置されている管がいっぱいある扉の中から水が漏れていた。私の部屋からは死角だったので全く気付いていなかったのだけど、実は私の部屋用の管から水が漏れていたらしく管理会社に連絡してくれと託った時。
2回目は廊下を通った人がよろけて当たったっぽい時。
3回目がつい先日。時間は夜10時前後。
ピンポーンと音がしたのでインターホンをみると画面は付いていない。「あれ、気のせい?テレビ?もしかして直ドア?」と気配を殺して様子をうかがう。こんな時間ってことは商売絡んでない人、一般人ってことか・・・?だれ?と思ってしばし待ってみるけれど2回目が鳴る気配はない。ドアののぞき穴から見てみると誰もいない。「また誰か当たったのかな」と思ったらエレベーターが動いている音がする。やっぱり誰かいたっぽい。
なに~?と思っていると今度はオートロックの方のインターホンが鳴った。画面には見知らぬ女性が映っていた。誰かのお友達が部屋を間違えたんだろうと思って出てみるとお隣に住んでいる人だと名乗った。どうやら宅配BOXの荷物が間違って入れられているから開けてほしいとのことだった。なんで私ってわかるんだろうか・・・?と思いながらも1Fに降りて宅配BOXを開けた。私宛の荷物が入っていた。「私宛でした・・・?」と報告すると「えっ?あれ?すみません💦💦」と慌てた様子。宅配BOXをよく見てみると他にも数部屋分の荷物が入っている。「他のお部屋を当たってみます」とのことで私は退場。
数分後にお隣さんもお部屋に戻ってこられたようなので無事受け取れたのかな。
よかったよかった。


お昼だろうと夜だろうとやっぱり直ドアのインターフォンは緊張と警戒で心臓がキュッとする。今後は無いことを祈る。