ルブタンへの道

ルブタンは履かずに飾る。そんな道楽を目標にユラユラ生きる人生の記録

こだわりの?コーヒー専門店

家の近くにずっと気になっているコーヒー屋さんがある。
なんか外に出ている看板を読んでいると何やらこだわりがありそうな感じ。
お店は割とこじんまりしていて中で飲めるし、たぶん豆も買えそう。
人気が出そうな雰囲気のお店なのに人があまり入っていない。
お店の前を通るたびに今日は入ろうかな、どうしようかなと思いながらチラッと覗いてみるとお客さんが一人いるか誰もいないか。店主の姿すら見えないことが多い。
平日も週末も夕方ぐらいに通ることが多いから時間帯の問題なのかもしれないけど・・・。
でもたぶん3年ぐらいは続いているから売り上げはあるんだろうな。


そして先日、意を決してお店には行ってみることにした。
店前に付くと中にはやはり誰もいない。看板をちょっと読んでみるとお店の説明みたいなのがつらつらと書いてあって読むのが面倒になったので最初の方だけチラッと読んで店内へ。
入るとすぐに「いらっしゃいませ」と声がかかった。店の奥を見るといつの間にかカウンターに店主が立っていた。さっきまで誰もいなかったのに・・・。きっと外が良く見える奥にいたのかな。
お店に入るとテーブルには店内のルールが書いたカードが置いてあった。コロナ対策っぽい。そしてお水を持ってきてくれた店主からもそのカードの内容に沿って説明があった。
それでもよければコーヒー飲んでってって感じのスタイルらしい。
・体調が悪い人はお控えください
・大声でしゃべらないでください
・滞在は1時間以内でお願いします。
体調悪くないし、一人だから残りの2つのルールも問題ない。
なのでそのままコーヒーをいただくことに。
メニューはその日によって違うのかな、4種類の豆を提案された。
コーヒー豆にこだわる程詳しくないのでどうしよう、と思っているとどんなのが好みなのか聞かれた。好みもよくわからん( ̄▽ ̄;)
とにかく酸っぱくないのと飲んだ時にほんのり甘味を感じたいということを伝えてみた。
で、説明してくれながら1つの種類を勧めてくれた。ベリー系のフルーティーさとワインを感じる・・・みたいな感じのことを言われた(あんまり覚えてない)
フルーティーって酸っぱいんじゃないんか?と思いながらも「うちのコーヒーはすべて酸っぱくない」と最初に言われたのでとりあえず勧められたコーヒーを注文した。
どうやら注文が入ってから豆を挽いてくれるらしく、カラカラカラと豆と陶器が当たる乾いた音が聞こえた後にほわ~んといい香りがしてきた。
お湯が沸く音、ドリップしたときのコーヒーの香り、とっても良い時間。
そして出てきたコーヒー。早速いただきます・・・。
酸っぱいよ? 酸っぱいのはさておき、確かにワインとビターチョコみたいな味を感じる。
そしてめっちゃフルーティーを感じる。店主のおっしゃる通りの味だ。
温度が下がるとフルーティーさが増す。酸っぱい、フルーティーな酸っぱさ。
やっぱりフルーティーは酸っぱいのだ。そして店主の言う酸味と私の言う酸味はどうやら違うらしいということを理解した。コーヒーの入れ方で酸味や苦みが発生すると聞いたことがあるけど、店主はこの酸味が無いって言っていたのかも。私は発生源がなんであろうとすべての酸味がイヤなのだ。
伝えるって難しい!
でもハッキリとわかったことが1つ。ベリー系フルーティーは酸っぱい。なので今後はこれは避けよう。
でもやっぱり素人じゃなくちゃんと淹れれる人がコーヒーを淹れると豆の味をちゃんと味わえるんだね。今度は違う味をチャレンジしてみよう。