ルブタンへの道

ルブタンは履かずに飾る。そんな道楽を目標にユラユラ生きる人生の記録

母に似てきた?

ほんの2~3年ぐらい前まで、置物とか部屋を飾るものに全く興味が無かった。
道具として使えないものや家電など「何かをするために使うもの」以外の物は
全く必要としていなかった。
私の母はその真逆で、ちょこちょこ小さな置物を買ってはリビングや玄関、寝室などに
飾っていた。クリスマス近くになると歌いながら踊るサンタや太陽光で回る観覧車やメリーゴーランドのおもちゃ?みたいなものが毎年1個ずつ増えていき、動かなくなると捨てられた。「かわいいやろ?」って嬉しそうに話すので「うん、かわいいな」とは言うけど正直な気持ち「買うほどではないな」と思っていました。


そんな私が先日ショッピングモールでたまたま見かけたスノードームにくぎ付けになって
動けなくなってしまった。そもそも去年急にスノードームが欲しい!と思い始めて、結局買わずじまいに終わった。その気持ちが残っていたのかお店に飾ってあるスノードームを見た瞬間に欲求がぶわーっと盛り上がってしまった。
自分で振って雪を降らすタイプではなく、電源を入れるとずっと雪が舞い上がり続けるまぁまぁ大きめのスノードーム。ログハウスのような家とそりに乗ったサンタさんが空を飛んでいる。そんなありふれたデザインだけどなんかかわいく感じてものすごく欲しくなった。
お値段6,000円ぐらい。今から買って頑張って飾り続けても2月中ぐらいまで。
もちろん役には立たない。だけどその舞い上がってるのか舞い散っているのかわからない雪にとても心が癒された。その場では買わずに一旦帰って落ち着いて考えようと思って今に至る。まだ考え中。即決しなかった一番のネックは音楽が鳴ること。
雪は舞っていてほしいけど音楽はいらない。
見ている間もちょっとうるさいなと思ったぐらい。
この音楽さえなければたぶん即決で買っていた。
あんなに無駄なものはいらないって思っていたのに、まさかこんな日が来るとは。
今なら母の気持ちがまぁまぁわかる。母がいたら迷わず買っていたかな。
実家にもっていって「見て見て~」なんて言って。
今のところ買うほうへ気持ちが70%ぐらい傾いている。
次見に行ってまだあったら買おうと思います。


スノードームがほしい