ルブタンへの道

ルブタンは履かずに飾る。そんな道楽を目標にユラユラ生きる人生の記録

元カレへの怒りの理由

7月に分かれてから3か月が経ちました。
虫唾が走る程嫌いというわけではなかったけど、
こんなに無神経に悪気無く私の尊厳を踏みにじる人とは
一緒にいても幸せにはならないと思って別れる決断をしました。


男性と付き合うことは今後もう無いだろうと思うので、この先自分に
どんな感情の変化がやってくるのかをしっかり胸に刻みたくて、
ずっと自分の内面を見つめていた3か月でした。


・別れた日から3日間
別れた当日のやり取りの映像が頭の中で繰り返し繰り返し流れて、
その時気づかなかった言葉の意味や、言い方を思い出して怒りがどんどん増大してくる。
そしてその時にそこに気づけなかった自分への怒りとそれを指摘できなかった悔しさ、
付き合っていた期間の腹が立ったこと全てを伝えきれなかったことの悔しさが
溢れてきてただただ「くっそー」と言い続けた。


・別れた日から1~2週間
心にぽっかり穴が開いたような、いつでも気軽に話せる相手がいなくなったことへの
寂しさと不安を感じた。小学生の時にずっと仲が良かった友達が転校してしまったような、
「もう一生会えないんだな」という気持ち。


・別れた日から1~2か月
付き合っている期間に腹が立ったり、モヤモヤしたり、心に引っかかったシーン
(されたこと、言われたこと、など)が頭の中で繰り返し流れて怒りがよみがえる。
モヤモヤしたことや何に引っかかったのかを考える。
別れた日のやり取りをまた思い出して相手の言葉一つ一つを分析してイライラする。
相手に別れを切り出させたことを後悔する(自分から言えばよかった)。
イライラしてばかりなので楽しかった思い出を探そうとするが思い出せない。
行った場所は楽しかったけど元カレとの楽しい思い出が全然思い出せなくて
ちょっと落ち込む。


・別れてから3か月
今感じている「怒り」の要因の中で一番大きな割合を占めているのは自分自身の
バカさ加減だということに気づいてハッとする。とともにスッキリもする。


本当は付き合って1か月ぐらいで「あ、こいつダメかも」と思っていた。
思っていたけど言い訳をたくさん作ってその「ダメかも」を打ち消した。
「もしかしたら結婚できるチャンスかもしれない」「ここで結婚すれば負け組から
抜け出せる」「離婚して1年だから妻への対応と彼女への対応の違いがわからないのかも」
「わからないなら仕方がないからその都度伝えていこう。たくさん話しあってそれでも
ダメだったらその時に判断すればいい」「ここで切るのは早すぎる」などなど。
勝手に「結婚出来たらセーフ」っていう思い込みで、好きでもないのに「セーフ」を
目標にイヤだと思うことも我慢してしまった。


今思えば「セーフ」って何?って感じ。
結婚しているから幸せとも限らないし、独身だから不幸せとも限らない。
結局自分自身がどうありたいかで幸せは変わってくる気がする。
こんな年まで他人の価値観で自分の幸せを判断していたなんて
我ながら本当にバカだと思う。
自分のバカさ加減に情けなくて涙が出てくらぁ
(って子供の頃に見た懐かしのドラマのセリフを思い出した)


とこんな発見をした3か月でした。
この先も気持ちの変化があるのか、さらなる新たな発見があるのか、
もう何もないのか、もうちょっと観察していきます。