ルブタンへの道

ルブタンは履かずに飾る。そんな道楽を目標にユラユラ生きる人生の記録

サギ

鳥好きというわけではないのですが
鴨とサギだけは見かけるとうれしくてずっと見てしまう。
鴨は水面に浮かんでスイスイ泳いでるのが愛らしくてしょうがない。
サギは大きい体で微動だにしない佇まいに惹かれてしまう。


サギを始めてみたのは30年ぐらい前。
自転車通勤していたときに通る水深が浅ーい川にスンって佇んでいた。
「あれはなんだろう?動物園から逃げてきたやつ?」って思いつつ
母に話してみると「鷺じゃろ?」って言われた。
鷺娘のサギ?と思いつつ調べてみたら鷺でした(たぶん、見た目が似てました)。
そこで見た鷺は白くなくてグレーでした。アオサギというそうな。
土手まで行って見てみると意外と大きい。そして全然動かない。
動くところが見たくてしばらく眺めていたけど動かない。
あんまりずっといると不審者と思われそうなのであきらめて帰りましたが、
翌日通るとまたいる。
5~10分ほど眺めて帰る、翌日また見る、というのを繰り返しているうちに
もう見ずにはいられなくなり眺めるのが日課に。
毎日見てるとたまに動くところも見られて余計にかわいく思えました。
でもある時期になるとパッタリ見かけなくなり、またある時期以降は現れる。
なんか季節でどこかに移動するのかな・・・
今調べてみたら本州、四国ではそこにとどまっていて、九州や北海道では
季節によって移動するそう。
私が見ていたアオサギさんは気分で狩場を変えていたのかもしれません。
会社を退職してからはその道を通ることも無くなり、アオサギさんに
会うことが無くなってしまった。
住んでる近所にはサギが留まるような川もなく、旅行に行ったときとかに
見かける程度になりました。
でもこの前、米子に行くバスの車窓から見える田んぼのあちこちに白いサギがぽつぽつ。
こういうところにいるのか~!!と新発見。
いつかこの景色をじっくり眺められるところで過ごしたい。


↓お寺かどこかの池にいたアオサギさん?