ルブタンへの道

ルブタンは履かずに飾る。そんな道楽を目標にユラユラ生きる人生の記録

渦中にいると気づかない

ここ1~2年ぐらいいろんなことが面倒になってきていました。
仕事は仕事だからやるべきことはやってましたが、家事がもう無理。
家事といっても自分だけなので誰に何を言われるでもなく、
「お腹空いたけど作るの面倒だから食べない」とか
「ごはんと納豆でいいや」とか。
お掃除もたまーにしかしないし、メイクも服ももうどうでもいい。
とにかく生活することが面倒だった。
昔は8時間ぐらい眠れたのに5時間ぐらいしか眠れず。
でも食欲だけはありました(^^;)


母が亡くなったり、長年飼っていたペットが亡くなったり、
生理周期も不安定になっていたので「ああ、私もう更年期なんだな」って
気長に付き合っていこうって思っていました。


でも1か月ぐらい前からちょっと気力が湧いてきて、
ご飯も簡単だけとちゃんとお野菜のおかずと汁物を作ったり、
お掃除も常にちょこちょこしていたり、「なんか元気だな、私」って
感じることが増えてきました。
生理周期も急に一定になったし。


なんでかなぁって考えていたら1個思いあたる節が。
お付き合いしていた人とお別れしたこと。 
自分でも気づいてなかったけど相当ストレスだったんだなぁって
気が付きました。
小さいストレスというかずっとモヤモヤは感じていました。
相手がどう思うか、どう感じるかという配慮が一切ない発言が多かったり
(対 私にだけだったのか、全般なのかは不明です)、
私が話しているのに突然「今日はいい天気やねー」とか
突然どうでもいいこと言いだして遮ったり。
その都度「その発言、その行動にはどういう意図があるのか?
私はすごく不快」っていうことを伝えるようにしてとにかく溜め込まずに
話し合うようにしていました。
相手の方もその度に「そうか、ごめん、気を付けるわ」って言ってくれていたのですが
一向に直らず・・・。もしかして治らないものなのかもと思ったので
お互いこの先どう考えているかを話し合い、お別れすることになりました。


そのあとからかな、気力が湧いてきたというか
視界がクリアになった感じ。
ずっと頭の中に薄い雲がかかっていたのが晴れた感じ。
お休みの日は8時間ぐらい寝てしまうこともしばしば(^▽^;)
確かに更年期もあるだろうけど、ちょっと鬱っぽくなってたのかも。
危なかった。他人の話を聞くと「病む前に病院に行くとか誰かに相談するとか・・・」って
思ってたけど、自分が渦中にいると気づかないものです。
「そんなはずない」って否定してしまったりもするし。
たぶん第三者に言われないと気づくきっかけがないことも多いのかも。
周りの人をちゃんと見て、いつもと違う感じがしたら声をかけてみよう。
おせっかいかもだけど手遅れになるよりはよいかな。