ルブタンへの道

ルブタンは履かずに飾る。そんな道楽を目標にユラユラ生きる人生の記録

名建築で昼食を

地上波放送を見逃していてプライムビデオでようやく見れました。
池田エライザと田口トモロヲの名建築を紹介するドラマ。


中学か高校生ぐらいの頃から名建築というものを見るのが好きでした。
その頃は「名建築」なんて概念は無くて、ただただ素敵なデザインの建物
と思ってみていました。今も別に「この建築法は・・・」「この時代は・・・」
とかを考えているわけではなく、ただただ「美しいもの、素敵なもの」として
眺めています。
戦前の大阪の中心地は今の梅田や難波ではなくその間の地域だったらしく、
運良く空襲での破壊を免れた建物がちょこちょこ残っており、たぶん補修とか
リノベーションとかしながら今もレストランやカフェ、雑居ビルとして使われていて
街に溶け込んでいる風景がとても良いです。


東京は名建築の宝庫ですね。まず東京駅が素敵すぎる。
ビル以外にも財閥のお屋敷もあるしどれから見ればいいのかわからないぐらい。
庭園もありますしね、ニューオータニの日本庭園は井伊直弼さん家のお屋敷の庭だった
らしいです。
知っているものだけでもまだ全然見れてないのに、このドラマで見てさらに見たい建物
が増えてしまった。
今はドラマのように本当にランチができるところとできないところとあるみたいだし、
建物内部も見れないところもありそうな気もするけど外からだけでも見てみたい。


この名建築達は当時おそらく莫大な費用をかけて建築したのでしょうね。
細かなところまでデザインされていて「特別なもの」という感じがする。
現在の建物は機能性とコスパ重視なのかとても無機質で面白味がない。
確かに実用性を考えればデザインなんて関係ないけど、そこばっかり追及すると
面白くない街、生活、人になって輝きを失いそう。
そんな「今」でちょっと素敵なデザインのビルを建てているのが大阪のダイビルさん。
外観は覚えていませんが内部のデザインが素敵です。
ぜひぜひ、素敵なビルをたくさん建てて、次の時代にも「素敵な建物」を残してほしいです。